MiHiA活動組織
■MiHiAの組織

■合同委員会
委員長:上田康博(株式会社ハイエレコン 代表取締役)
<事業方針>
2021年度の合同委員会と同様、毎月委員会を開催し、外部講師による講演や支援団体からの情報提供、委員会参加会員からのプレゼンテーション等を行い、参加各社にとって参考になる情報の提供・共有を行います。
また、MiHiAの各委員会、部会、WGの活動状況についての共有を行い、MiHiAの活動の全体が当委員会に参加することで俯瞰できるようにします。
構成メンバーは、当面2021年度の共同受注委員会・技術研究委員会のメンバーをそのままシフトしますが、最終的には、事業開発委員会と3つの技術委員会のメンバーの合同体制にしたいと思います。
■事業推進委員会
委員長:國司 晃(株式会社インタフェース)
<事業方針>
本年度は、昨年度の共同受注・共同開発委員会から名称を変更し、「事業推進委員会」としてスタートします。
DXを目指す広島の企業・団体の支援活動や、会員企業が持つ多様な技術の融合を通じて、本年度の重点事業を推進して行きます。MiHiAでしか出来ないソリューションを生み出し、広島発で社会に貢献する事を目指します。また、より実践的な委員会活動とするため、昨年度と同様に「共同受注部会」と「マッチング部会」を開催します。
会員間の交流を重ねて信頼関係の醸成を図り、共同活動が円滑に実施できる基盤を構築します。各部会の活動については以下の通りです。
■データサイエンス委員会
委員長:上田寛治(デジタルソリューション株式会社)
<事業方針>
本年度は、データサイエンスにAI技術を含めた技術委員会として新たにデータサイエンスAI委員会と改名し、密接な繋がりのあるデータサイエンス技術とAI技術に対する知見を深めると同時に、ワーキンググループの共同研究活動を支援し、MiHiAの実績となる方向性を委員の方々と議論を重ねていきます。
ワーキンググループの共同研究内容は、MiHiA会員のハードウェアとソフトウェア開発の強みを活かした【カメラ画像を用いた通行量解析】とし、発展が期待される広島市に採用される技術とサービスのビジネスモデルの構築を目指します。
<データサイエンス委員会の目指すべきところ>
•広島市は、【都市再生緊急整備地区】ー広島紙屋町・八丁堀地域及び広島駅周辺地域ーに加えて 令和2年9月に国際競争力の強化を目指して、広島都心地域(サカスタを含む)加えて 【特定都市再生緊急整備地域】 “に指定されました。(中四国で初)
•広島市は、国内外から更に多くの人や企業を惹きつける次世代の社会を体現できる国際水準の都市機能を強化したい思いがある。•IoTやAIを活用した先進的な都市開発を進める上で、MiHiAの会員が共創して技術を確立し、大手企業とは異なる戦略で、地の利を活かしたビジネスを創出して会員企業の発展をめざすMiHiAの輪を具現化する。
•本委員会は、都市で扱われるデータに対する関心を抱き、それを活用したビジネスを創造しながら(ビジネス力)、メンバーのサイエンス力とエンジニアリング力が向上することを目指す。
<委員会活動内容>
•WG運営体制の決定と進捗
•他都市でのIoT・AIシステムの活用事例調査
•都市OSに関する調査
•データ連携基盤(都市空間情報・都市活動・環境情報)に関する調査
•データサイエンスに基づくスマートシティー事例
•データサイエンティスト育成方法
•大学・企業でのデータサイエンス・AI教育事例
■センサーネットワーク委員会
委員長:桑原弘明(東洋電装株式会社)
<事業方針>
センサーネットワークはIoT、DXにおいてはそのシステムやサービスを提供するためのインフラとして位置付けられるものです。ただ、様々なサービスや製品があるとともに、変化が激しく、技術的にも理解が難しい分野だとの認識が多く、取り組みや理解が遅れている場合が多い分野です。
センサーネットワーク委員会においては、MiHiA会員がIoT、DXの製品やサービスの提案や開発を行う時に必要なネットワークに関しての基礎的な知識を身に着けることでレベルアップを図る
とともに、会員がセンサーネットワークに関して困った時にサポート出来るような位置付けとなるよう年間活動を行うものとします。
①ネットワーク技術について
・ネットワークに関しての勉強会(ネットワークに関しての基礎知識、無線ネットワーク、5Gについてなど)
・ネットワーク関連製品やサービスの紹介を活動として行うとともに、ネットワークに関しての相談を随時受けつけて相談に乗れるような準備を行います。
【勉強会(案)】
・ネットワーク基礎
・無線通信の基礎(出力/周波数とその特性)
・FA系ネットワークの種類と特徴
・IoTで使われるネットワーク
・無線ネットワークの種類と特徴(3G、LTE、5G/LPWA/無線LAN)
・ローカル5Gについて
・LPWAについて(種類/用途事例)
・衛星通信について(低軌道、中軌道、高軌道/周波数と出力/用途事例)
②センサー技術について
センサーはIoT、DXにおいてはそのシステムやサービスを提供するための情報の入り口として位置付けられるものです。センサーの種類は非常に多岐にわたるため、目的に合わせて何をどのように検知すれば良いかを検討し、適切なものを選択することが重要となります。
活動ついては、センサーに関しての基礎的な知識や応用方法等を身に着けることでレベルアップを図るとともに、会員が困った時にサポート出来るような位置付けとなるよう年間活動を行うものとします。
【活動(案)】
・新しいセンサーの紹介
・応用事例の紹介
・センサー技術に関する勉強会
・会員からの相談に対するサポート
■生産プラットフォーム委員会
委員長:藤井主峰(株式会社TCC)
<事業方針>
生産プラットフォーム委員会では、見える化でDXを推進していくという流れに乗り、企業の生産性向上に貢献していきたいと考えています。そのために不完全な状態からでも実体化していくことを目的とし、開発への着手を第一優先とします。
具体的には、委員会で案件を模索し、AJANを使用した開発への取り組みを主体としていきます。
その他、IoTに関わる技術情報、事例紹介は会員との意見交換、また要望によって検討していきます。